歌をはじめるのに遅いということはありません。

やってみようかな?と思った時が始め時です。


私が、ボイストレーニングを受け始めたのは、

20歳を過ぎた頃でした。


それも、看護専門学校からの帰り道、

音楽教室の前を通った時にボイストレーニングの看板をみて、

「なんとなく、やってみようかな?」と思ったのがきっかけです。


私の母は歌うのが好きで、いつも台所で歌っていました。

でも、演歌とか、さだまさしさんやイルカさんなどのフォークソングで、

ジャズとは縁遠い生活。


幼い頃は、私も歌が好きだったように思いますが、

母から、「あまねの声はアルトだね。」

「私たちの声(母と私)の声は、あんまり綺麗じゃないよね。」

というようなことを言われて、

特に、歌を褒められもしなかったので、

自分はあまり歌が上手くないのかな?と

歌うことに自信を持てないでいました。


それでも、口からは勝手に歌が出てきて、

学校の帰り道などに、田んぼの真ん中で歌ったり、

一人で歩きながら歌ったりしていました。


でも、自信は無かったので、誰かに聴かせようとは思いませんでした。


しかし、ある時、急に習ってみようかな?

という気になったのです。

私は、そのまま、音楽教室の受付に向かっていました。


その後、仕事をしながら週1回30分のレッスンに何年も通いました。


初めは趣味で習っているだけでしたが、

色々な先生方との出会いがあり、

今は自分が様々な先生から頂いた『音楽の愛』を、

歌を歌いたいと思っている方々に伝えたい・共有したいと、

講師をさせていただいています。


なんとなく始めてみようかな?と思った時が、チャンスです!!

もしかしたら、予想もしなかった未来が待っているかもしれませんよ(^^)。



            

            ボーカル・ジャズボーカルコーチ:Amane(斉藤あまね)



20歳頃よりボイストレーニングを受け始める。


ボイストレーナー(伴紀良氏)がジャズピアニストだった影響で、ジャズに興味を持つようになり、ジャズボーカルを故:市の瀬美音氏(ジャズベーシスト)に師事。


市の瀬氏とともに名古屋近郊のライブハウスなどでライブ活動を始める。


2005年に英語と音楽、人生勉強の為、カナダに渡る。


11ヶ月間のカナダ滞在中に、アメリカマサチューセッツ大学のサマージャズプログラムに参加し、Sheila Jordanと出会い、指導を受ける。

その他、カナダにて、いくつかのワークショップやショーケースに参加。

カナダのジャズボーカリストより指導を受ける。


帰国後も、何度かアメリカへ渡り、Sheila Jordan、Jay Clayton、Judy Niemack等より指導を受ける。


2008年、アメリカやカナダでの多くの出会いをきっかけに、更なる音楽への献身を決意し上京、国立音楽院指導科入学。


2009年1月に日比谷公会堂で行われた第9回ジャズの日記念コンサート、ボーカルコンテストにて、グランプリを受賞。


2010年3月、国立音楽院ジャズミュージシャン科卒業。卒業時、KMA賞を受賞する。


音楽院では、今田勝氏、近藤礼聖氏、則岡徹氏、保科篤志氏、岩谷耕資郎氏等よりジャズの指導を受ける。

また、音楽理論やジャズ理論はもとより、声楽、リトミック、音楽療法、作曲、沖縄三線・沖縄民謡、ミュージカル、ラテンパーカッションなどを学び、音楽の幅を広げた。
ジャズはもとより、ポップス、R&B、ソウル、ゴスペル、沖縄民謡まで、何でも歌う。


最近は音楽のみならず、タップダンスや、スタニスラフスキーシステム、マイケル・チェーホフテクニックなどの演技法、アレクサンダーテクニーク、フェルデンクライスメソッドを学び、表現者としての身体づくりにも励む。


国立音楽院認定音楽療法士。 
看護師・保健師。

こそだて英語講師。

一児の母。